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蓄積腎 ちくせきじん kidney of accumulation

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世界大百科事典 第2版の解説

ちくせきじん【蓄積腎 kidney of accumulation】

卵殻中の胚や冬眠中の動物または排出に多くの水を使えない動物では,老廃物,特に窒素代謝産物を体外に排出することができないので,それらを不溶性の物質とし,体内の代謝系から除き蓄積・貯蔵するが,これにかかわる器官を蓄積腎と呼んでいる。必ずしも排出を専門にする器官とはいえず,各種の器官や組織あるいは細胞の副次的機能として行われている場合も多い。 爬虫類や鳥類の胚では窒素代謝産物を無毒で不溶性の尿酸結晶とし尿膜中に蓄積し孵化(ふか)のとき卵殻内に残す。

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