蓬莱織(読み)ホウライオリ

デジタル大辞泉 「蓬莱織」の意味・読み・例文・類語

ほうらい‐おり【××莱織】

縦糸濃淡2色または4色の糸、横糸に1色の絹糸を用いて浮き文様を織り出した織物

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「蓬莱織」の意味・読み・例文・類語

ほうらい‐おり【蓬莱織】

  1. 〘 名詞 〙(たていと)に濃淡の二色もしくは四色、緯(よこいと)に普通一色の絹糸を用いて、浮模様に織り出した織物。明治時代西陣で織り始めた。帯地や袋物地などに用いる。
    1. [初出の実例]「宇根織(うねおり)、蓬莱織(ハウライオリ)、錦糸織、羽衣織、純子(どんす)の類にして」(出典風俗画報‐四〇号(1892)服飾門)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android