四色(読み)しじき

精選版 日本国語大辞典 「四色」の意味・読み・例文・類語

し‐じき【四色】

  1. 〘 名詞 〙 仏語
  2. 四種の色。青・黄・赤・白の四つ。〔菩薩瓔珞本業経‐上〕
  3. 僧衣の、紫・緑・黄・淡赤の四色。
    1. [初出の実例]「四色(ししき)羅漢威儀を調へ、三部伎楽は音を(おこ)す」(出典今昔物語集(1120頃か)一二)

よ‐いろ【四色】

  1. 〘 名詞 〙 四種類のいろ。
    1. [初出の実例]「紺と、濃い黄と、木賊と海老茶の棒縞が、棒の如く揃って立ち上がる。裾丈が四色(ヨイロ)の波のうねりを打って白足袋の鞐(こはぜ)を隠す」(出典:虞美人草(1907)〈夏目漱石〉一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む