蔓黄楊(読み)ツルツゲ

デジタル大辞泉 「蔓黄楊」の意味・読み・例文・類語

つる‐つげ【×蔓黄楊】

モチノキ科の蔓性の常緑小低木。深山木陰に生える。茎は地をはい、葉は長楕円形。7月ごろ白い小花が咲き、実は赤く熟す。

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精選版 日本国語大辞典 「蔓黄楊」の意味・読み・例文・類語

つる‐つげ【蔓黄楊】

  1. 〘 名詞 〙 モチノキ科のつる性常緑低木。北海道、本州の近畿以東四国、九州の深山の樹下に生える。茎は地をはい、長さ約三〇~六〇センチメートル。小枝は細く、稜がある。葉は互生し、短柄をもち長さ約三センチメートルの卵形披針形で縁にまばらな鋸歯(きょし)がある。雌雄異株。夏、葉腋に径約三ミリメートルの白い四弁花を一~数個ずつつける。果実は径約五ミリメートルの卵球形で暗赤色に熟す。〔物品識名拾遺(1825)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「蔓黄楊」の解説

蔓黄楊 (ツルツゲ)

学名Ilex rugosa
植物。モチノキ科の常緑つる性小低木,高山植物

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