デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「蔵富吉右衛門」の解説 蔵富吉右衛門 くらとみ-きちえもん 1593-1679 江戸時代前期の農事改良家。文禄(ぶんろく)2年生まれ。筑前(ちくぜん)遠賀郡(おんがぐん)立屋敷村(福岡県水巻町)の庄屋。寛文10年(1670)ウンカなど稲の害虫の駆除に鯨油が有効であることを発見した。延宝7年8月7日死去。87歳。没後その効果がみとめられ,鯨油駆虫法は西日本一帯にひろまった。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例