薗部澄(読み)ソノベ キヨシ

20世紀日本人名事典 「薗部澄」の解説

薗部 澄
ソノベ キヨシ

昭和期の写真家 フォトス・ソノベ主宰。



生年
大正10(1921)年2月14日

没年
平成8(1996)年3月5日

出生地
東京・佃島

主な受賞名〔年〕
日本写真協会賞(昭43年度・平元年度)「日本の民具」「忘れえぬ戦後の日本」,芸術選奨文部大臣賞(第45回 平6年度)「冬日本海

経歴
昭和18年東方社入社。22年サン・ニュースフォトス入社、写真グラフ誌「週刊サン・ニュース」カメラマン。25年岩波映画制作所にに転じ、「岩波写真文庫」のカメラマンを経て、33年独立。その後“ふるさと”をテーマに国内各地の風景写真を撮り、60年からは“桜前線”をテーマに毎年写真展を開催。写真集に「北上川」「日本の郷土玩具」「日本の民具」「ふるさと」「最上川―終りなき旅」「忘れえぬ戦後の日本」「冬日本海」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「薗部澄」の解説

薗部澄 そのべ-きよし

1921-1996 昭和-平成時代の写真家。
大正10年2月14日生まれ。「週刊サンニュース」,岩波写真文庫のスタッフをへて,昭和33年フリー。ふるさとをテーマに「北上川」「日本の民具」などを刊行。民俗写真の草分けとして知られる。平成7年「冬―日本海」「冬―北海道」で芸術選奨。平成8年3月5日死去。75歳。東京出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「薗部澄」の解説

薗部 澄 (そのべ きよし)

生年月日:1921年2月14日
昭和時代の写真家。フォトス・ソノベ主宰
1996年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android