薬局の現状

共同通信ニュース用語解説 「薬局の現状」の解説

薬局の現状

厚生労働省によると、現在全国の薬局は約5万7千カ所。特定医療機関近くにあり、主にその医療機関の処方箋を受け付ける「門前薬局」が約7割を占めるとみられる。このため、多くの病気を抱える高齢者などが複数病院から多種類の薬を処方されて適切に服用できず、飲み残しや重複投与による副作用が生じる懸念が指摘されている。業務調剤がほとんどで、地域住民が一般用医薬品の選択や健康に関する相談のために立ち寄るような存在にはなっていない。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android