デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「薬師寺公義」の解説 薬師寺公義 やくしじ-きんよし ?-? 南北朝時代の武士,歌人。高師直(こうの-もろなお)の家臣。観応(かんのう)2=正平(しょうへい)6年(1351)師直・師泰(もろやす)兄弟が足利直義(ただよし)方に敗れたとき,最後の一戦を主張したがききいれられず出家,高野山にはいった。「新千載和歌集」などの勅撰集に歌6首がある。本姓は橘。通称は次郎左衛門。法名は元可。家集に「元可法師集」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例