薬音寺(読み)やくおんじ

日本歴史地名大系 「薬音寺」の解説

薬音寺
やくおんじ

[現在地名]山添村大字室津

室津むろづ集落東方九頭くず神社の傍らにある。同社の神宮寺真言宗であったが、明治初年廃寺。延享三年(一七四六)の「官務興福寺末寺帳」には「楽音寺」とみえる。本尊は十一面観音。ほかに四天王・釈迦如来薬師如来阿弥陀如来・十一面観音・聖観音地蔵菩薩など平安・鎌倉様式の仏像が多い。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 大和

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む