藍錆(読み)あいさび

精選版 日本国語大辞典 「藍錆」の意味・読み・例文・類語

あい‐さびあゐ‥【藍錆】

  1. 〘 名詞 〙 染色一つ藍色の、濃くて赤みを帯びたもの。また、その色にした織物薩摩国(鹿児島県西部)から産出する上布絣(じょうふがすり)はこの色を用いた。
    1. [初出の実例]「藍(アヒ)さびに赤くうつるかきつひ味噌」(出典洒落本当世風俗通(1773)上之令子風)
    2. 「半ざらしのあひさびに絹の小紋のひとへ羽織を着」(出典:洒落本・酔姿夢中(1779))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む