藤井原遺跡(読み)ふじいばらいせき

日本歴史地名大系 「藤井原遺跡」の解説

藤井原遺跡
ふじいばらいせき

[現在地名]沼津市下香貫 藤井原

香貫(かぬき)山の南麓に発達した段丘性微高地の南端にあり、古墳時代と律令時代の集落跡を中心とする。なお狩野(かの)川下流域には弥生時代中期以降の遺跡が多数あるが、とくに同後期から古墳時代前期にかけての遺跡は低地に接する微高地縁辺に多い。検出された遺構は住居跡一九七基・堀立柱建物跡一一棟・井戸跡一二基ほかで、古墳時代前期と律令時代にかけてを主体とし、弥生中期から江戸時代以降にまで及ぶ。うち古墳時代前期の竪穴住居跡は八二基、一四―一五基に一―二棟の掘立柱建物跡を伴う三―五グループに分けられる。律令時代の竪穴住居跡は九七基で、一四―一五基ずつの三―四グループに分けられるようである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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