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藤原俊忠 ふじわらの としただ

美術人名辞典の解説

藤原俊忠

平安末期の歌人。権大納言藤原忠家の子、道長の孫。従三位権中納言兼大宰権帥。和歌は『金葉集』以下の勅撰集に二九首選入されており、家集に『権中納言俊忠卿集』がある。俊忠は俊成の父、定家の祖父であり、古筆能書家として尊敬された。父忠家と『類聚歌合』を書いた。保安4年(1123)歿、53才。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

藤原俊忠 ふじわらの-としただ

1073-1123 平安時代後期の公卿(くぎょう),歌人。
延久5年生まれ。藤原忠家の次男。母は藤原経輔(一説に藤原敦家(あついえ))の娘。従三位,権(ごんの)中納言兼大宰権帥(だざいのごんのそち)となり,二条帥とよばれる。御子左(みこひだり)家の歌人で,藤原俊成の父。勅撰集に29首がはいっている。保安(ほうあん)4年7月9日死去。51歳。家集に「俊忠集」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

ふじわらのとしただ【藤原俊忠】

1071‐1123(延久3‐保安4)
院政期の歌人。大納言忠家の子,俊成の父。御子左家(みこひだりけ)・二条家の祖として尊ばれた。従三位権中納言兼大宰権帥。名門出の教養人として和歌を愛好,堀河院歌壇構成員として諸和歌会,歌合,《堀河院艶書合(えんしよあわせ)》などに参加,1104年(長治1)には《俊忠朝臣家歌合》を主催,専門歌人と熱心に交流した。新風を吸収しながら穏健な歌風を守った。〈夕露の玉かづらして女郎花野原の風に折れやしぬらん〉(二度本《金葉集》巻三)。

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