藤原範季(読み)ふじわらの のりすえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原範季」の解説

藤原範季 ふじわらの-のりすえ

1130-1205 平安後期-鎌倉時代の公卿(くぎょう)。
大治(だいじ)5年生まれ。式部少輔(しょう)藤原能兼(よしかね)の3男。兄範兼(のりかね)の養子。後白河上皇近臣で,九条兼実(かねざね)の家司(けいし)もつとめた。娘重子(修明門院)が後鳥羽(ごとば)天皇の後宮にはいって順徳天皇を生んだため,外祖父として従二位にすすむ。高倉(藪(やぶ))家の祖。元久2年5月10日死去。76歳。正一位,左大臣を追贈された。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む