藤原辛加知(読み)ふじわらの からかち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原辛加知」の解説

藤原辛加知 ふじわらの-からかち

?-764 奈良時代官吏
南家藤原仲麻呂の子。天平宝字(てんぴょうほうじ)5年従五位下,左虎賁督(さこほんのかみ)(左兵衛督(さひょうえのかみ))となる。8年越前守(えちぜんのかみ)。藤原仲麻呂の乱に際して同年9月越前(福井県)で佐伯伊多智(さえきの-いたち)に殺害された。名は「しかち」ともよむ。

藤原辛加知 ふじわらの-しかち

ふじわらの-からかち

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android