藤原顕忠(読み)ふじわらの あきただ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原顕忠」の解説

藤原顕忠 ふじわらの-あきただ

898-965 平安時代中期の公卿(くぎょう)。
昌泰(しょうたい)元年生まれ。藤原時平次男承平(じょうへい)7年(937)参議。のち従二位,右大臣にすすむ。富小路右大臣とよばれた。菅原道真怨霊(おんりょう)をおそれ,つつしみぶかくすごしたという。康保(こうほう)2年4月24日死去。68歳。贈正二位。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android