藤江章夫(読み)フジエ アキオ

20世紀日本人名事典 「藤江章夫」の解説

藤江 章夫
フジエ アキオ

明治・大正期の実業家 兵庫県議。



生年
嘉永7年4月18日(1854年)

没年
昭和3(1928)年11月16日

出身地
播磨国(兵庫県)

経歴
姫路藩士の長男に生まれ、漢学を修める。長じて兵庫県議となり、明治13年同県の三原郡長を務めた。のち実業界に入り、淡路紡績を創立して専務就任。29年同社が鐘淵紡績に合併されると退社して大阪アルカリを設立、社長となり肥料製造に活躍する。また淡路銀行・鬼怒川水力電気・関西信託・京城電気軌道・小田原急行電軌などの重役兼任した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤江章夫」の解説

藤江章夫 ふじえ-あきお

1854-1928 明治-大正時代の実業家。
嘉永(かえい)7年4月18日生まれ。兵庫県会議員,同県の郡長をへて淡路(あわじ)紡績を創立。同社が鐘淵(かねがふち)紡績に併合されると大阪アルカリを設立した。鬼怒川水力電気,関西信託などの重役も兼任。昭和3年11月16日死去。75歳。播磨(はりま)(兵庫県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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