藤田助次郎(読み)ふじた すけじろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤田助次郎」の解説

藤田助次郎 ふじた-すけじろう

1824-1880 幕末-明治時代の和算家
文政7年生まれ。備中(びっちゅう)(岡山県)の人。はじめ売薬を業とした。小野光右衛門(みつえもん)に和算をまなび,方位,易,測量術にくわしかった。維新後,倉敷県,笠岡県,岡山県につとめ,高梁(たかはし)川の測量などで功があった。明治13年7月死去。57歳。号は秀斎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android