ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「藪塚本」の意味・わかりやすい解説 藪塚本やぶづかほん 群馬県南東部,太田市北西部の旧町域。渡良瀬川の形成する大間々扇状地にある。 1889年町制。 2005年太田市,尾島町,新田町と合体して太田市となった。江戸時代初期,渡良瀬川から導水する岡登用水が開削されて新田集落が成立。中心集落の大原は銅街道の宿場町として発達した。乏水性が強く平野林が広かったが,第2次世界大戦後は畑地化が進み,特に小玉すいかとたくあん用ダイコンは特産。藪塚温泉,ジャパン・スネークセンター (日本蛇族学術研究所) があり,古墳も多い。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by