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蘭郁二郎 らん いくじろう

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

蘭郁二郎 らん-いくじろう

1913-1944 昭和時代前期の小説家。
大正2年9月2日生まれ。「探偵文学」同人となりミステリーをかくが,科学冒険小説に転じ,SF小説の先駆者のひとりとなった。海軍報道班員として台湾にわたり,昭和19年1月5日飛行機事故で死去。32歳。東京出身。東京高工卒。本名は遠藤敏夫。著作に「地図にない島」「地底大陸」など。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

蘭郁二郎
らんいくじろう
(1913―1944)

SF作家。本名遠藤敏夫(としお)。1930年(昭和5)東京高等工業電気科に入学。学生時代から推理小説の執筆を始め、36年には長編推理小説『白日鬼』を発表。38年からは一転して科学冒険小説に着手し、『地図にない島』『脳波操縦士』などの作品をはじめ、蒙古(もうこ)の奥地から南米に及ぶ大地底国を舞台に、インカの子孫が支配する神秘郷で展開する科学戦争を描く『地底大陸』などが少年SFとして好評を博した。32歳、海軍報道班員として台湾で殉職。海野十三(うんのじゅうざ)と並ぶ創作SFの先駆者であった。[厚木 淳]

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