蘿藦科(読み)ががいもか

精選版 日本国語大辞典 「蘿藦科」の意味・読み・例文・類語

ががいも‐か‥クヮ【蘿&JISF94A;科】

  1. 〘 名詞 〙 双子葉植物の科名。約一〇〇属二〇〇〇種あり、世界の熱帯から亜熱帯を中心に広く分布する。低木または多年草で、つる性のものや多肉葉を持つものがある。葉は対生または輪生で托葉がない。花は両性放射相称集散花序または散形花序をなす。小さな苞(ほう)があり、花冠は五裂し、時には、副花冠が発達し、筒状になる。五個の雄ずいは、ふつう柱頭と合着している。花粉嚢が一対ずつ雄ずいに付き、蜜腺のようになる。子房は二室で合着しない。花柱は先端で合着して肥大し、五つの柱頭になる。果実は袋果。各室に種子が多数あって、それに長い絹毛が束になっている。観葉植物のサクラランは、この仲間。とうわた科。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android