虎は死して皮を残し人は死して名を残す(読み)とらはししてかわをのこしひとはししてなをのこす

精選版 日本国語大辞典 の解説

とら【虎】 は 死(し)して皮(かわ)を=残(のこ)し[=留(とど)め]人(ひと)は死(し)して名(な)を=残(のこ)す[=留(とど)む]

獣の王者である猛虎は、死後も皮となって珍重されるが、人はその死後に残した名誉や功績で評価される。人は死して名を留む。〔古来風体抄(1197)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android