虎皮下(読み)コヒカ

精選版 日本国語大辞典 「虎皮下」の意味・読み・例文・類語

こひ‐か【虎皮下】

  1. 〘 名詞 〙 ( 虎の皮の敷物の下(もと)への意 ) 手紙の脇づけに用いる語。軍人や学者への手紙に多く用いる。座下玉案下玉机下虎皮のもと。
    1. [初出の実例]「真中(まんなか)に、珍野苦沙彌先生虎皮下と八分体(はっぷんたい)で肉太に認(したた)めてある」(出典吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む