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虚空鈴慕 コクウレイボ

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デジタル大辞泉の解説

こくうれいぼ【虚空鈴慕】

尺八曲の一。普化(ふけ)僧寄竹の作曲と伝える。普化尺八古伝三曲の一つで、初世黒沢琴古が享保13年(1728)長崎の正寿軒で伝授されたものという。

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大辞林 第三版の解説

こくうれいぼ【虚空鈴慕】

尺八の曲名。「虚空」ともいう。普化尺八曲でもっとも重んじられる古伝三曲の中の一つ。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

虚空鈴慕
こくうれいぼ

尺八本曲(ほんきょく)の曲名。伝説では、覚心(かくしん)(法燈(ほっとう)国師)の弟子、寄竹(きちく)(虚竹(きちく)禅師)が霊夢にて感得した2曲(『霧海(むかいぢ)』『虚空(こくうぢ)』)の一つという。普化(ふけ)尺八最古の曲『虚鈴(霊)(きょれい)』とこの2曲をあわせ、開宗根元の「三虚霊(さんきょれい)」(または「古伝三曲(こでんさんきょく)」)とよぶ。『虚空』の曲意は、晴れ渡る空に響く妙音。曲尾に鈴慕とつけるのは琴古(きんこ)流(一月寺(いちがつじ)・鈴法寺(れいほうじ))と博多一朝軒(はかたいっちょうけん)の伝曲のみ。これは曲名の『鈴慕』ではなく、一種の接尾語的用法。京都の明暗寺を中心に8種の『虚空』が伝わり、さらにその変形を加えると10種を超える。なかでも琴古流『虚空鈴慕』、明暗対山(みょうあんたいざん)流『虚空』、錦風(きんぷう)流『虚空』が有名。[月溪恒子]

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