普化(読み)フケ

精選版 日本国語大辞典 「普化」の意味・読み・例文・類語

ふけ【普化】

  1. 唐代の禅僧。南岳門下。盤山宝積の嗣。奇僧で、常に手に一鐸を持し、人を見る度に振り歩いたという。普化宗の祖。生没年未詳。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「普化」の意味・わかりやすい解説

普化
ふけ
Pu-hua

[生]?
[没]咸通1(860)
中国,唐の禅僧。普化宗の祖師馬祖道一系統に属し,臨済義玄交遊があった。生涯遊行した奇行僧として知られる。尺八吹奏を禅の至上のものとした日本虚無僧はこの系統である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

パソコンやサーバーに侵入して機密文書や顧客情報のデータを暗号化して使えない状態にし、復元と引き換えに金銭を要求するコンピューターウイルス。英語で身代金を意味する「ランサム」と「ソフトウエア」から名付...

ランサムウエアの用語解説を読む