蛮貊(読み)ばんぱく

精選版 日本国語大辞典 「蛮貊」の意味・読み・例文・類語

ばん‐ぱく【蛮貊】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「はんばく」とも ) 南方蛮人北方の蛮人。南蛮北狄(ほくてき)
    1. [初出の実例]「加之蛮貊之情。非法禁之所一レ用」(出典本朝文粋(1060頃)二)
    2. 「声名、中国に洋溢して、施(ひい)て蛮貊(バンパク)に及び」(出典:集義和書(1676頃)一四)
    3. [その他の文献]〔詩経‐魯頌・閟宮〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「蛮貊」の読み・字形・画数・意味

【蛮貊】ばんぱく

南北の異民族。〔論語、衛霊公〕言忠信、行篤ならば、蠻貊のと雖も行はれん。

字通「蛮」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む