蜉蝣の一期(読み)フユウノイチゴ

デジタル大辞泉 「蜉蝣の一期」の意味・読み・例文・類語

ふゆう‐の‐いちご〔フイウ‐〕【××蝣の一期】

人生の短くはかないことのたとえ。
[類語]人生わずか五十年人生朝露ちょうろの如し浮生ふせい夢の如し邯鄲かんたんの枕命は風前のともしびの如し蜉蝣かげろうの命夢幻泡影むげんほうよう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「蜉蝣の一期」の意味・読み・例文・類語

ふゆう【蜉蝣】 の 一期(いちご)

  1. 人生の短くはかないこと。はかない一生の間。〔俳諧・世話尽(1656)〕
    1. [初出の実例]「凡そ生きとし活けるものは、独り生まれて独り死す、蜉蝣(フイウ)一期(イチゴ)槿花の栄え、必ずしも羨む可からず」(出典人情本・貞操婦女八賢誌(1834‐48頃)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android