蝦蟇の油(読み)ガマノアブラ

デジタル大辞泉 「蝦蟇の油」の意味・読み・例文・類語

がま‐の‐あぶら【××蟇の油】

ヒキガエルから採集される分泌液豚脂などに混ぜてつくった軟膏なんこうひびあかぎれ外傷などに効くという。江戸時代から明治時代にかけて、街頭香具師やしが独特の口上を述べて人を集め、販売した。

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精選版 日本国語大辞典 「蝦蟇の油」の意味・読み・例文・類語

がま【蝦蟇】 の 油(あぶら)

  1. ヒキガエルから採集される分泌液。成分はブフォニンで、強心興奮作用があり、薬用に供する。膏剤は、ひび、あかぎれ、外傷などの治療に使用され、江戸時代から明治時代にかけて街頭で香具師(やし)が販売した。その口上が有名

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