デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「融観」の解説 融観 ゆうかん 1649-1716 江戸時代前期-中期の僧。慶安2年1月8日生まれ。郷里摂津平野(大阪府)の融通念仏宗大念仏寺良観のもとで出家。元禄(げんろく)元年(1688)将軍徳川綱吉の許しを得,宗規をあらため,教義を確立し,堂宇を整備。翌年大念仏寺46世をつぐ。一宗としての体制をととのえた。正徳(しょうとく)6年閏(うるう)2月12日死去。68歳。俗姓は徳田。字(あざな)は大通。号は忍光。著作に「融通円門章」「融通念仏信解章」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例