蟻封(読み)ギホウ

精選版 日本国語大辞典 「蟻封」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐ほう【蟻封】

  1. 〘 名詞 〙(あり)地中に穴を掘るために地上に運び出して積み上げた土砂。また、土や落葉を塚のように積み上げた蟻の巣。ありづか。蟻垤(ぎてつ)
    1. [初出の実例]「恩高於九子之山。顧蟻封而赭面」(出典江都督納言願文集(平安後)五)
    2. [その他の文献]〔埤雅‐釈虫〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「蟻封」の読み・字形・画数・意味

【蟻封】ぎほう

あり塚。

字通「蟻」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む