精選版 日本国語大辞典 「衆口金を鑠す」の意味・読み・例文・類語 しゅうこう【衆口】 金(きん)を鑠(とか・とらか)す 多くの人々のことば、特に世評の無責任さ、恐ろしさなどをたとえた語。衆口(しゅこう)金を鑠す。[初出の実例]「佞便利口の小人を、信容(うけい)れ給ふべくあらねど、衆口は金(キン)を鑠(トラカ)し、市に三虎を致すといふ、古人の常言(ことわざ)以あるかな」(出典:読本・南総里見八犬伝(1814‐42)九)[その他の文献]〔国語‐周語下〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例