行動心理学(読み)こうどうしんりがく(その他表記)psychology of behaviour

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「行動心理学」の意味・わかりやすい解説

行動心理学
こうどうしんりがく
psychology of behaviour

狭義には,J.B.ワトソンの行動主義的心理学をさすが,一般的には意識対象とする心理学に対立する諸心理学の総称。心理学を生体全体的行動の科学と定義し,最初にこの「行動」 comportementという名称を用いたのは H.ピエロンである (1908) 。客観的方法によってとらえられた行動をその対象とする意味で,現代心理学のほとんどの学派がこれに属する。

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