行蔵(読み)コウゾウ

デジタル大辞泉 「行蔵」の意味・読み・例文・類語

こう‐ぞう〔カウザウ〕【行蔵】

進んで世に出て手腕を振るうことと、隠れて世に出ないこと。出処進退
「―世に於いて軽し」〈太平記一二

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精選版 日本国語大辞典 「行蔵」の意味・読み・例文・類語

こう‐ぞうカウザウ【行蔵】

  1. 〘 名詞 〙 世に出て道を行なうことと、世から退いて隠れること。出処進退
    1. [初出の実例]「去来不候。可行蔵」(出典経国集(827)一一・詠燕〈大枝直臣〉)

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普及版 字通 「行蔵」の読み・字形・画数・意味

【行蔵】こうぞう(かうざう)

出処進退。世に処する道。〔論語、述而〕子(孔子)、顏淵に謂ひて曰く、之れを用ふれば則ち行ひ、之れを舍(す)つれば則ち(かく)るるは、惟だ我と爾(なんぢ)と是れる夫(かな)

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