行願(読み)ぎょうがん

精選版 日本国語大辞典 「行願」の意味・読み・例文・類語

ぎょう‐がんギャウグヮン【行願】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。身の行ないと心の願い。修行と誓い。願行
    1. [初出の実例]「もし菩提心をおこしてのち、六趣・四生に輪転すといへども、その輪転の因縁、みな菩提の行願となるなり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)谿声山色)

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「行願」の解説

行願 ぎょうがん

?-? 江戸時代中期の僧。
真言宗宝暦(1751-64)のころ常陸(ひたち)(茨城県)筑波山の月輪院住職。のち武蔵(むさし)隅田川(東京都)川畔に大進庵をむすび,吉祥寺の敬雄(きょうおう)らと交遊晩年は京都の宝持院にうつった。著作に「文鏡秘府論冠註」「註阿字義」など。

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