デジタル大辞泉
「衛卒」の意味・読み・例文・類語
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えい‐そつ ヱイ‥【衛卒】
〘名〙
※近世紀聞(1875‐81)〈
染崎延房〉二「
急用の使なりと言ふに仍
(よ)り門の衛卒
(ヱイソツ)疑はず潜門
(くぐりもん)を開くにぞ」 〔漢書‐賈山伝〕
② 平安時代、
淳和天皇の天長三年(
八二六)
大宰府に置き、
雑役に従事させた
公民。一年ごとに交替し、調、庸
(よう)を免ぜられ、
食物を与えられた。
※三代格‐一八・天長三年(826)一一月三日「衛卒二百人。〈略〉大野城修理等。旧例皆以二兵士一宛、今商量。置二此二百人一。宛二件雑役一。以レ年相替。免二調庸一及給二粮塩資丁一」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「衛卒」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報