衣の裏の玉(読み)ころものうらのたま

精選版 日本国語大辞典 「衣の裏の玉」の意味・読み・例文・類語

ころも【衣】 の 裏(うら)の玉(たま)

  1. ( 「法華経‐五百弟子受記品」に見える故事から出たことば ) 法華七喩一つ過去にせっかく大乗の教えを授けられながら悟ることができなかったが、いま、釈迦から法華一仏乗を聞くにおよんで、悟ることができたというたとえ。また、本来もっている仏性のたとえ。衣の玉。
    1. [初出の実例]「今日きくをころものうらの玉にしてたち離るともかをば尋ねん」(出典:赤染衛門集(11C中))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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