デジタル大辞泉 「衣紋家」の意味・読み・例文・類語 えもん‐け【▽衣紋家】 公家や武家の装束の着装法などをつかさどった家。山科やましな家・高倉家など。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「衣紋家」の意味・読み・例文・類語 えもん‐け【衣紋家】 〘 名詞 〙 装束の制作様式や着用のことをつかさどった家。朝廷では特に、天皇の御召料のことにあずかる家。古くは大炊御門(おおいみかど)、徳大寺の両家、のちに高倉、山科(やましな)の両家がもっぱらそのことに当たった。将軍家に対しても、足利氏には高倉家、徳川氏には初めは勧修寺、山科の両家、寛永三年(一六二六)以後は高倉家などがこれに当たった。えもんか。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例