衣衾(読み)イキン

デジタル大辞泉 「衣衾」の意味・読み・例文・類語

い‐きん【衣×衾】

衣服夜具

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「衣衾」の意味・読み・例文・類語

い‐きん【衣衾】

〘名〙
夜着や夜具。
※航海新説(1870)〈中井弘〉上「室内を掃陰し水を溌き衣衾を振ふ」
死体を覆う衣類蒲団。かたびら。
三国伝記(1407‐46頃か)四「身貧なれば、衣衾(イキン)棺槨の営も叶はず」 〔孟子‐梁恵王・下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「衣衾」の読み・字形・画数・意味

【衣衾】いきん

衣服と夜着。〔三国志、魏、文帝紀〕棺槨を爲(つく)るは以て骨を朽ちせしむるに足り、衣衾は以てを朽ちせしむるに足るのみ。

字通「衣」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android