デジタル大辞泉
「袋耳」の意味・読み・例文・類語
ふくろ‐みみ【袋耳】
1 一度聞いたら決して忘れないこと。また、その人。
2 織物の耳を袋織りにしたもの。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ふくろ‐みみ【袋耳】
- 〘 名詞 〙
- ① 一度聞いたことは決して忘れないこと。また、その人。
- ② 織物の左右の耳を袋織りにしたもの。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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袋耳
たいじ
Cryptotia (Pocket ear)
(耳の病気)
耳介の上部が頭の皮膚の下に入り込んでしまう先天奇形で、家族内で遺伝的にみられることがあります(図3)。埋まっている耳介を引っ張り出すと簡単に耳介が出てきますが、指を離すとまた元の状態にもどってしまいます。
片耳に発生している場合が多く、正常な側に比べると、耳介にも奇形がみられることがしばしばあります。
この疾患は美容上の問題だけでなく、眼鏡やマスクの装着が難しくなることもあるので、積極的な治療を受けたほうがよいでしょう。
乳幼児期においては、手術をしないで矯正で治すことができます。矯正はワイヤ、スプリントなどを使い、皮膚を伸ばして耳介を引っ張り出します。
矯正する場合は、耳介軟骨が軟らかい生後間もなくから幼児期に行うことが重要です。5歳以降になるときれいに治らなくなる可能性が高くなり、手術を受けることになります。
中山 明峰
出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報
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たいじまいぼつじ【袋耳(埋没耳) Pocket Ear】
[どんな病気か]
生まれつき耳朶(みみたぶ)の上のほうが、皮膚の下にもぐってしまっている状態です。
下のほうへ耳を引き出すと隠れていた部分が露出しますが、手を離すとすぐ元にもどります。
耳の上のほうの輪郭(りんかく)が皮膚の袋にもぐり込んだ形で、埋没耳とかポケット耳(みみ)ともいわれます。
[治療]
生後、間もなくから、針金とプラスチックのかたまりを組み合わせてつくった枠を、くせがついて、元にもどらなくなるまで数か月はめておくという、手術をしない治療法もあります。
手術で治療する場合は、生後数か月から4~5年の間に、小手術で修正することもできます。
ときに、皮膚で隠れた部位に皮膚炎などがおこり、ただれたりします。そのときは、早く耳鼻咽喉科医(じびいんこうかい)のところへ連れて行ってください。
出典 小学館家庭医学館について 情報
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