袖貝(読み)ソデガイ

デジタル大辞泉 「袖貝」の意味・読み・例文・類語

そで‐がい〔‐がひ〕【袖貝】

スイショウガイ科の巻き貝で、殻口の外唇が袖のように張り出した形のものの総称シドロガイマガキガイ・ベニソデガイなど。

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精選版 日本国語大辞典 「袖貝」の意味・読み・例文・類語

そで‐がい‥がひ【袖貝】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 貝「あこやがい(阿古屋貝)」の異名
    1. [初出の実例]「そでがひ 磯離れぬ海人の濡れ衣干す棹にかさねて波のかかる袖かな」(出典:長久元年庚申良子内親王貝合(1040))
  3. 貝殻が振袖に似た貝の総称。殻口の縁が外側に広がったスイショウガイ科の巻き貝のマイノソデガイ、ベニソデガイなどと、二枚貝のシワロウバイ科のうち、フリソデガイ、ゲンロクソデガイなど、殻の前方が丸く、後方がとがった仲間を指す。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「袖貝」の解説

袖貝 (ソデガイ)

動物。シワロウバイ科の一部とスイショウガイ科に属する貝類の総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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