裁判記録の保存と廃棄

共同通信ニュース用語解説 「裁判記録の保存と廃棄」の解説

裁判記録の保存と廃棄

裁判記録訴状をはじめ、原告被告が出した書類、法廷やりとりの記録など全てをとじた文書。通常の民事裁判の場合、判決確定や和解裁判が終わった後、一審の裁判所が5年間保存する。その後は廃棄されるが「史料または参考資料」になるものは特別保存の措置を取り、事実上永久保存するよう最高裁が定めている。判決文は別扱いで50年保存する。刑事裁判の記録は一審を担当した検察庁が保管する。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android