裏崩(読み)うらくずれ

精選版 日本国語大辞典 「裏崩」の意味・読み・例文・類語

うら‐くずれ‥くづれ【裏崩】

  1. 〘 名詞 〙 戦場で、前線部隊より先に後方の部隊が動揺して、陣容をくずすこと。
    1. [初出の実例]「後にひかへたる堀が勢、裏崩して敗北すれば」(出典:江濃記(16C中‐後か))

うら‐くずし‥くづし【裏崩】

  1. 〘 名詞 〙 株の売買で、高く売り出し、相場の下落した時に買い戻し、その差額を利得すること。〔新撰現代語字典(1931)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む