裏絵(読み)うらえ

精選版 日本国語大辞典 「裏絵」の意味・読み・例文・類語

うら‐え‥ヱ【裏絵】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 扇、団扇(うちわ)などの裏側にある絵。
    1. [初出の実例]「花鳥もうら絵はうすき扇かな」(出典:俳諧・太祇句選(1772‐77)後編)
  3. 雑誌などの裏側の表紙にある絵。
    1. [初出の実例]「雑誌『めざまし草』の裏絵(ウラヱ)銅像眉毛に燕の巣を喰った絵を掲げて」(出典江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排他的経済水域

略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...

排他的経済水域の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android