裏茶屋(読み)ウラヂャヤ

大辞林 第三版の解説

うらぢゃや【裏茶屋】

江戸時代、遊里の裏通りにあった茶屋。隠れ遊びの場となった。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

うら‐ぢゃや【裏茶屋】

〘名〙 遊里、劇場などの裏通りにある茶屋。
(イ) 吉原遊郭内、揚屋町の裏手にある茶屋。仲之町にある引き手茶屋に対していう。遊女、芸妓と情人との密会、その他隠れ遊びの場所に利用された。
※洒落本・禁現大福帳(1755)二「裏茶屋(ウラチャヤ)、商人屋(あきんどや)、髪結の内などにてからみ合」
(ロ) 江戸三座の裏手にある芝居茶屋。役者との密会に利用されることも多かった。⇔前茶屋
※雑俳・柳多留‐四二(1808)「うら茶やのかかあしばらく幕を切」

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