裘袋(読み)きゅうたい

精選版 日本国語大辞典 「裘袋」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐たいキウ‥【裘袋・裘帯・裘代】

  1. 〘 名詞 〙 ( 裘(かわごろも)に代わる衣の意 ) 僧服の一種で、礼服。法皇、諸門跡または参議以上の法体の人をはじめ、僧が参内のときに着用する。俗人の直衣(のうし)に相当する。宮体。
    1. 裘袋〈顕如上人像 大阪願泉寺蔵〉
      裘袋〈顕如上人像 大阪願泉寺蔵〉
    2. [初出の実例]「裘代 キウタイ 夏裏ナシ 冬有裏」(出典:色葉字類抄(1177‐81))
    3. 「法印余りの悲しさに、裘苔の袖を顔に押しあてて、泣く泣く御前へぞ参られける」(出典:平家物語(13C前)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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