裳咋神社(読み)むくいじんじや

日本歴史地名大系 「裳咋神社」の解説

裳咋神社
むくいじんじや

[現在地名]稲沢市目比町 天神東

目比むくい町の北部にあり、祭神は裳咋臣船主。旧郷社。祭礼日一〇月一五日。境内三九〇坪。「続日本紀」天慶元年(九三八)五月の条に「尾張国中嶋郡人外正八位上、裳咋臣船主言、己等、与伊賀国敢朝臣同祖也」とみえる。裳咋臣・敢臣らが祖先を祀り(尾張名所図会)、「延喜式」神名帳に「裳咋モクヒノ神社」とみえるから鎮座は平安初期以前で、裳咋臣得麿の創建と伝える(尾張志)。得麿は現在の祭神船主の祖父にあたる(続日本紀)。明治三年(一八七〇)の神祇官決定での祭神は裳咋臣祖神とあるから船主が祭神になったのは近代である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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