裸子(読み)はだかご

精選版 日本国語大辞典 「裸子」の意味・読み・例文・類語

はだか‐ご【裸子】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 裸の子ども。裸わらわ。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「裸子の木槿の花もちたる画の讚に、花むくげ裸わらはのかざしかな〈芭蕉〉」(出典:俳諧・東西夜話(1702))
  3. 何も持たない、貧しい家の子ども。
    1. [初出の実例]「貧乏人の裸子(ハダカゴ)教ゆ学校あるとかや」(出典開化のはなし(1879)〈辻弘想〉二)

ら‐し【裸子】

  1. 〘 名詞 〙 心皮に包まれず裸出している胚珠のこと。〔植学啓原(1833)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む