日本歴史地名大系 「西三浦」の解説
西三浦
にしみうら
- 愛媛県:宇和島市
- 西三浦
宇和海に突出する三浦半島の基部にあり、三浦湾に面する村。東は東三浦、西は
太閤検地の石高は三〇六石、耕地面積の比率は田六三パーセント、畑三七パーセントであったが、寛文検地では石高が二一パーセント減少し、田三九パーセント、畑六一パーセントに変化している。「墅截」によると、村柄・田畑はともに「中」、水掛りは「悪」。鬮持制実施期の百姓数六一人のうち本百姓六〇人、庄屋一人に分れている。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報