西尾光教(読み)にしお みつのり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西尾光教」の解説

西尾光教 にしお-みつのり

1543-1616* 織豊-江戸時代前期の武将,大名
天文(てんぶん)12年生まれ。はじめ斎藤道三(どうさん),のちに織田信長,豊臣秀吉につかえ,天正(てんしょう)6年美濃(みの)(岐阜県)曾根城主。2万石。関ケ原戦いでは徳川方にくみして功をたて,慶長5年美濃揖斐(いび)藩主西尾家初代。3万石。元和(げんな)元年11月19日死去。73歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の西尾光教の言及

【西尾氏】より

…近世大名。三河国の出身。吉次は織田信長に仕え,のち徳川家康に属して5000石を知行。1602年(慶長7)加増されて武州原市1万2000石となる。その後,上野白井,常陸土浦,駿河田中(2万5000石),信州小諸を経て,82年(天和2)忠成のとき遠州横須賀に移る。その子忠尚は若年寄,老中などの要職を歴任する一方,2度の加増により3万5000石。明治に至り安房花房へ転封される。当主はおおむね隠岐守を称する。…

※「西尾光教」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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