日本歴史地名大系 「西岡神宮」の解説 西岡神宮にしおかじんぐう 熊本県:宇土市馬場村西岡神宮[現在地名]宇土市神馬町春日・住吉の両大明神と八幡大明神を祭神とし、例祭は一〇月一九日の旧郷社。社伝によれば和銅六年(七一三)肥後の郡郷名を定めた時、勅願によって春日・住吉神を段原(だんのはら)の地に祀って創建、その後宇土古城を築く際に八幡大明神を合祀したので三宮(さんぐう)大明神とよぶようになったとする。中世には歴代の領主より厚く尊崇されたが、天正一六年(一五八八)小西行長に焼かれ、神領を没収された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by