西川甫(読み)にしかわ はじめ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西川甫」の解説

西川甫 にしかわ-はじめ

?-1904 明治時代実業家
阿波(あわ)徳島藩士の子。維新後,大阪にでて堂島米取引成功。大阪府会議員,議長をつとめる。この間の明治9年「大阪日報」を創刊し,社主となった。明治37年2月死去。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の西川甫の言及

【毎日新聞】より

…《大阪毎日新聞(《大毎》)》と《東京日日新聞(《東日》)》がその前身。《大毎》は1876年2月,西川甫(はじめ)(1831‐1904)を社主に《大阪日報》として創刊,82年筆禍対策の〈身代り紙〉として興された《日本立憲政党新聞》に事実上受け継がれた(号数もこれから継承している)。85年《大阪日報》に題号を戻し,いったん休刊の後,88年11月大阪実業界の支援により《大阪毎日新聞》として再発足した。…

※「西川甫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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